1998-06-09 第142回国会 参議院 本会議 第33号
我々は、この基本法案に基づき、真に行政改革と言い得るような各省設置法案等が速やかに策定されることを求めますとともに、国家公務員制度の改革、地方分権や地方財政制度の改革、さらには行政情報の公開といった行政改革の諸課題をもあわせて断行されますことを強く要請いたしまして、私の賛成討論を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
我々は、この基本法案に基づき、真に行政改革と言い得るような各省設置法案等が速やかに策定されることを求めますとともに、国家公務員制度の改革、地方分権や地方財政制度の改革、さらには行政情報の公開といった行政改革の諸課題をもあわせて断行されますことを強く要請いたしまして、私の賛成討論を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○村山(喜)委員 私は、今回提案をされております各省設置法案等を中心にいたしまして、全体的な問題から、基本的な考え方についての行政管理庁長官の考え方をこの際ただしておきたいと思うわけでございます。それは、長官の要旨の説明が過般行なわれましたが、この行政機構の改革に関する考え方と、今回提案をされております法律案との関連性の問題でございます。
従来衆議院規則によつて当内閣委員会に付託になつていました各省設置法案等が、各省委員会に分散して付託される事例が二、三ありまして、定員法案の審議にも不便であるとともに、従来の建前にももとると思われますので、今後かくのごときことなきよう議長及び議院運営委員会にその旨申し入れ、反省を求めたいと存じますが御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり〕
本委員会におきましては、すでに二十二日、二十三日の両日に各省設置法案等についての報告を提出いたしまして、それが本院を通過いたしておるのでありまするが、その本院を通過いたしましたものは、本体只今申上げました諸点について、これをば近く政府が実施せられるであろうと思うところの行政整理審議会にかけて、そうして更に完璧なるものとするために、十分なる檢討を加えることを要求する意味を以ちまして、この組織法一部改正
さらにまた、この三回にわたる会期延長の理由が重要法案の審議遅延、すなわち定員法案、各省設置法案等の審議未了にあることは申すまでもありませんけれども、これらの審議が遅延した原因を考えてみますと、それらの諸法案が、第一に形式においてはなはだ不備ずさんであること、その内容においてまつたく反民主主義的、時代逆行的なものであるために、國民の代表として、これらの諸法案に対して愼重審議を要せざるを得なかつたことであります
今國会に、政府は総理府設置法案並びに各省設置法案等の二十三に及ぶところの改正案を提出したのであります。私は内閣委員の一員といたしましてこの審議に関與したのでありますが、この法案はいずれも行政整理を前提といたしますところの機構改革でありまして、目下内閣委員会で審議中の行政機関職員定員法案と相まつて、現在の公務員に対しまして、いわゆる三割の首切りを断行せんとするものであります。
それでは請願及び陳情書の審査に入りますが、本日審査いたしまする請願及び陳情書は近く提出されます各省設置法案等と関連いたしておりますので、本日は紹介議員の來られておる請願につきましてその紹介を聞き、また紹介議員の來られておらない請願につきましては、便宜上文書表の朗読をした上で、政府当局の意見を聞き、また意見、質疑のある方は発言していただきたいと思います。
本法案は、國家行政組織に関する法律並びにこれに基く各省設置法案等の制定を見るまで、現行の行政官廳法等の一部を改正して、暫くその効力を延長しようとするものであります。御承知のごとく國家行政機構の改革問題は、國家再建の基本的な重要案件でありまして、政府よりは先般行政機構の組織に関する基本法とも申すべき國家行政組織法案の提出を見たのであります。続いてこれに基く各省設置法案が次々と提出されたのであります。
今や、全國の輿論は、一日も速かに、その徹底的整理の断行を要望し、政府またその必要を痛感して、度々これが実現を声明するに拘らず、遷延今に至るもその具体案を國会に提出せざるのみならず、今期國会に提出せる國家行政組織法案及び各省設置法案等によれば、政府に既存の出先機関に関し何等整理の誠意の認むべきものがない。
次に、政府は行政機構の民主化、能率化ということをしきりに言つておられますが、かえつて國家行政につきましては、各省設置法案等を見ますると、この言明と異なりまして、いたずらに機構の拡張のみが現われておるのではないか、むしろ、これによりまして行政インフレを促進するというような傾向があるかというふうにも思われるのであります。
それでは次に國家行政組織法案につきまして御相談申上げたいと存じますが、この法案は先程船田國務大臣のお述べになつたように、関連する各省設置法案等がまだ御提案になつていません。近く御提案になるそうでありますから、それまで十分委員各位において御研究を願いまして、相当の関係部局が提案になつた後に、改めて審議を始めることにいたしたら如何でありましようか。